山口 潤一郎 教授

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研究キーワード

有機化学、有機合成化学、天然物合成化学、触媒化学、メディシナルケミストリー、ケミカルバイオロジー、分子活性化、生物時計制御分子

研究内容

分子をつなぐ・壊す・革新的分子の創製に挑戦する

分子をつなぐ

これまで幾多数多の分子構築法が開発されてきました。有機分子ならば、分子をつなぐために必要な方法は、炭素と炭素の結合をつなぐ、炭素-炭素結合生成反応です。例えば2010年にノーベル化学賞を受賞したクロスカップリング法は有機分子のつなぐ手法をあらゆる人が使えるようにした素晴らしい反応です。私たちはこのカップリング法をより拡張させ、自在な分子構築が可能な触媒とその反応の開発を目指します。

分子を壊す

分子をつくる以上、結合の切断と形成は表裏一体です。自在な分子構築を達成するためは望みの結合を切断することからはじまります。安定な炭素―炭素結合の切断に伴う新しい分子結合形成を目指し、それらを促進する新しい触媒開発を行います。

革新的分子の創製に挑戦

開発した触媒は既に機能が約束された分子群、例えば医薬品候補分子や天然有機化合物の合成に利用します。それだけでなく未知の機能分子の創製やその機能解明にも挑戦し、全く新しい機能分子を創ることが最終的な目標です。

略歴

  • 2002年東京理科大学工学部工業化学科卒業 2005年 日本学術振興会 特別研究員(DC1)2007年東京理科大学大学院工学研究科工業化学専攻 博士後期課程修了。博士(工学)。
  • 2007年 日本学術振興会 海外特別研究員(米国スクリプス研究所)2008年 名古屋大学大学院理学研究科物質理学専攻(化学系)助教 2012年 同准教授。2016年早稲田大学准教授、2018年より現職。
  • 2009年有機合成化学協会研究企画賞 2011年天然物化学談話会奨励賞 2013年 日本化学会進歩賞、化学コミュニケーション賞、Banyu Chemist Award 2014年 Thieme Chemistry Journal Award 2014、Asian Core Lectureship Award, China and Thailand 2017年 文部科学大臣若手科学者賞 2017年 アジア化学連合(FACS)ディスティングィッシュ若手化学者賞 2017年 科学技術への顕著な貢献 2017(ナイスステップな研究者)2018年 日本化学会第42回化学教育賞

知識としての化学だけでは終わらない。
使える化学を学んで、鍛え上げられた人材に。