齊藤優希

早稲田大学 応用化学科に進学したきっかけ・理由

理系の中で化学が一番好きな科目だったので、学科選びは応用化学科と化学・生命化学科が早稲田にはありますが、「化学を応用する」という面で、将来自分が進む仕事にも繋がりやすいのかな、と思い応化を選びました。学科のことは早稲田のウェブサイトで知りました。
化学が好きになったきっかけは、中学の化学の先生です。すごく楽しい授業で、内容は難しかったのですが、それについていこうと勉強するうちに自然と好きになりました。高校では実験も多めで、化学実験では平衡の実験、生物実験では豚の目の解剖などが印象に残っています。

大学生活が始まってどうでしたか?

大学に入ってみて、もっと座学が多いのかなと思っていたので1年生から実験が多いな、というのが印象です。レポートと演習が重なるとちょっと大変ですが、実験そのものはとても楽しいです。好きな科目は無機化学で、無機・分析化学実験のレポートでは、自然と考察に時間をかけていたり、と好きなのを実感します。一方で、有機化学の矢印の動きがちょっと苦手ですね。また第二外国語のフランス語の先生が研修旅行を企画してくれて、来春に友人も含めてフランスに行く予定です。郊外に滞在し、地元の料理研修とかもあるそうで、とても楽しみにしています。英語と考え方や表現が違うところも知ることができて、第二外国語を学ぶのはとても楽しいです。

大学以外の活動は?休日の使い方など

1年生の頃はダンスサークルに入って活動していましたが、今は忙しいのもあって本屋のアルバイト(週2-3)だけしています。応化の良いところは縦のつながりが強いところ。応化学生委員として活動していますが、先輩からもたくさんのお話を伺えて刺激になっています。

将来はどうしたい?

将来は化粧品の開発をやりたいな、と思っています。特にポイントメイクなどメイクアップ用の商品開発とかに興味があります。今後の抱負ですが、今やるべきことをちゃんとやる、これはやらなくて良い、無駄だ、と思わずに自分の中で1つ1つ消化していくことを大切にしています。

高校生へのメッセージ

応化は早稲田の中では忙しい学科だと言われていますが、その分学べることも多く、充実した生活を送れると思います。今な大変な時期だと思いますが、無理はし過ぎず頑張ってください。

(2019年12月インタビュー, 学年は当時のものです)

知識としての化学だけでは終わらない。
使える化学を学んで、鍛え上げられた人材に。