先進理工学部応用化学科2年・稲森裕也

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高校まで国際教養科だったので実験自体が無くて、最初は茫然と理系がいいなと思っていました。最初は医学系に進みたくて、医学部保健学科に進む事でリハビリをする人達の役に立ち、そういった方法で医療化に携わろうと思っていました。そして3年生の10 月になり、早稲田大学の応用化学科でも医療工学といったかたちで医療に携われる事が出来るという事を知りました。ですから、そもそも実験に興味があって理系を選んだのではなく、医療が好きだという事と人を助ける事がしたかったので理系を選択しました。

 応用化学科に入って感じたことは、様々な分野に進むことが出来て幅広い将来の道が広がっているので、色々な視点で勉強をする事ができるということです。 応用化学科に入る前の気持ちとは違い、現時点では有機化学の方に関心があります。これからまた自分の中で色々と変わると思うので、ゆっくり考えていきたいと思っています。
 将来は就職も一つの道だと考えています。3年生は忙しいので先輩方にアドバイスを聞いても、研究等の関係であまり就職活動ができないと言われましたが、就職をして 海外で営業等してみたいと思っています。あるいはそのまま大学院へ行って、有機とはまた違った分野かもしれませんが、化粧品会社で研究したいと思っています。

 早稲田は人柄がみんな明るくて活発な人が多く、学校外では皆ではしゃいで大学生らしい生活を送っています。しかし、授業中はみんなけじめをつけて真面目に授業をうけています。一人暮らしは良い意味でいうと、自分で好きなことを好きな時間でできますが、その反面自分で自分をコントロールしなければ怠惰な生活になってしまう事もあります。ですから、これからの大学生活、しっかりと自身をコントロールした上で充実した大学生活を送りたいと思います。
(2012年度インタビュー。学年は当時のものです。)

知識としての化学だけでは終わらない。
使える化学を学んで、鍛え上げられた人材に。