学部1年 石橋瑶子

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高校2年生のときに出会った化学の先生の影響で化学を好きになりました。化学への興味から発展し、はじめは薬剤師を志望していましたが、自分がやりたいのは創薬の方ではないかと思い応用化学科を受験することに決めました。化学科ではなく応用化学科にした理由は、化学科は化学そのものを追究するが、応用化学科は化学をいかに役立てるかを追究する学科だという認識があり、自分の将来のためには応用化学科が適していると思ったからです。また両親に「自分のやりたい事が決まっているなら、1年生から専門をやった方が身につくし役に立つのではないか」とアドバイスされたのがきっかけで、1年生から専門が始まる早稲田大学にしました。

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大学の授業は、高校の先生が大学の内容にも触れてくれていたので、内容を理解するのにそんなに大変ではありません。有機は高校の時から好きだったのですが、大学の授業でいろいろな分野に触れたところ、興味をもつ分野が広がりました。また化学だけでなく、物理も面白いと感じるようになってきました。理工学基礎実験では毎回ペアが変わるので、今まで話したことのない人とも交流できて楽しいです。入学する前にレポートはとても大変と聞いていたので身構えていたのですが、わからない個所は友達と協力しながら仕上げていて、いいレポートが書けていると思います。
放課後には学校の友人と一緒に新宿などに遊びに行くこともあります。高田馬場からはいろいろな所に行きやすいので、学校帰りに気軽に行けてとても便利です。
将来の夢は、やはり薬を開発することです。「もし自分の両親が病気になったらどうしよう…」と考えるようになってから、そのことを意識するようになりました。アルツハイマー病など、治療法の研究がまだあまり進んでいないけれど、その病気で苦しんでいる人が大勢いるような分野の研究をしていきたいと思います。
(2008年度インタビュー。学年は当時のものです。)

知識としての化学だけでは終わらない。
使える化学を学んで、鍛え上げられた人材に。