学部1年 浅羽健太郎

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高校のときに化学が一番得意で興味もあり、指定校推薦枠があったのでこの学科に入学することを決めました。早稲田大学にした一つの決め手は、専門的な授業を1年生から受けられるということです。また英語の授業に力が入っているということも大きな魅力でした。理系の勉強だけでなく、実践的な英語力を身につけたいと思っていたので、自分に合っていると思いました。

大学の授業は、高校の授業とは全く違うので新鮮です。無機化学や化学数学や有機化学はやっていて面白いですし、好きな授業は自然と意欲的になるので、頭に入りやすいですね。その中でも特に有機化学が面白いです。有機化学の教科書は見ていて楽しいので電車の中や暇なときによく読んでいます。有機化学の教科書は英語で書かれているのですが、英語の力を伸ばすために頑張って読んでいます。実験は内容が難しいものもありますが充実しています。実験ごとにパートナーが毎回変わるのでコミュニケーション能力の向上にもつながっていると思います。レポートは大変ですが、みんなで協力し合って作り上げています。

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私生活でも学科の友達といる時間が長いですね。放課後はレポートを作成しながら学生読書室でみんなと議論することが多いです。高校のときは同級生でも理系と文系で分かれてしまいますが、大学の学科内の友達はみんな同じ目的を持っているのでとても良い環境だと思います。休日にはミニバスケのコーチをしたり、高校のバスケ部やハンド部に顔を出すこともあります。また夏に一人でアメリカに旅行に行く予定を立てていて、今からとても楽しみにしています。
将来は応用化学科で学んだことを生かして、化学への理解を深めてもらうイベントの企画や、社会の諸問題を分析して研究者間の橋渡しをする仕事に就きたいです。英語を駆使して、世界で活躍できるようになるのが目標です。そのために、専門的な勉強も英語の勉強も頑張りたいと思います。
(2008年度インタビュー。学年は当時のものです。)

知識としての化学だけでは終わらない。
使える化学を学んで、鍛え上げられた人材に。