学部3年 山水亜沙子

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私は指定校推薦で入学したんですが、自分の好きな研究室でのびのびとやりたい勉強をしたかったので、自由なイメージの強かった早稲田を選びました。早稲田の理工学部の中でも応化を選んだのは、化粧品の研究開発に携わりたいという夢があったからです。 大学に入り授業を受けてみると、化粧品研究開発の基礎となる有機化学が得意でないことに気付きました。そこで、じゃぁ私は何をやろうかなと考えたときに生物化学に興味を持ちました。受験のときに化学と物理を専攻していて、生物を勉強していなかったのも好奇心をくすぐられた要因ではあると思います。授業を受ける中で、自分の口の粘膜から自分の目の角膜を作るといった、拒絶反応を全く起こすことのない再生医療に強く興味を持っています。

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私生活では、これから海外の国際学会に出席したり、文献を読むなど英語を使う場面が多くなるので、週に一回、できれば二回三回と英会話スクールに通っています。また、気分転換したい時は趣味の映画鑑賞、舞台鑑賞に出かけます。最近は劇団四季「キャッツ」の公演に行きました。実は5回目なんですが、座る席によって新しい発見があったり面白いんですよ。
将来は大学院の修士課程までは進むと決めています。その後、博士課程まで進むかあるいは就職するかはまだ検討中ですが、就職する際には再生医療に関する知識や技術を活かせる企業を選びたいと思っています。
(2006年度インタビュー。学年は当時のものです。)

知識としての化学だけでは終わらない。
使える化学を学んで、鍛え上げられた人材に。