上宇宿雄哉

早稲田大学は、入学当初は僕も含めて様々な方言が飛び交っており、全国各地から学生が集まってきているのだなと感じました。

小さい頃は、ドラマを視る度にその影響でなりたい職業が変わっていましたが、高校入学の頃より、両親の影響か、自分も化学系に進みたいと、漠然と思うようになりました。
将来は、化学企業の研究職に就くことを目指しています。今は、エネルギー関連の研究に興味を持っています。将来研究者として、海外の研究所で仕事をすることを希望しています。欧米だけというわけでなく、アジア諸国にも興味があります。行った先々で、その文化や人に触れたりすることで、研究や仕事以外でも学びたいと思います。
色々な先輩や先生方の話を聞くことで、これから希望も変わるかもしれません。決め込まず、まずは大学で習う化学を楽しみながら、いろんな情報に耳を傾けていきたいと思います。

大学では現在、化学工学、無機化学、分析化学の実験を行っています。小さなグループに分かれ、意見交換したり相談したりしながら実験を行い、答えを見つけていくことは大変楽しいです。

2年生は、他の学年に比べて、時間に余裕があるため、大学以外の時間も充実させたいと考えています。3年生になると進路について具体的に考えていかないといけないので、一年一年その時にできることと必要なことを考えながら進めていこうと思います。

最後に受験生へアドバイスですが、将来についてまだ具体的に決まっていないという人には、早稲田大学、特に応用化学科をお勧めします。
化学系でしたらどの分野にも進めますし、早稲田大学は多くの先輩方がいることから、大学に入ってから将来の職業等について考えるということができるというところも利点だと思います。
(2016年度インタビュー。学年は当時のものです。)

知識としての化学だけでは終わらない。
使える化学を学んで、鍛え上げられた人材に。