吉岡育哲

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附属高校では、大学受験時期にも、ゆったり過ごせて、それが良いとか悪いとかの意見が色々聞こえてはきましたが、自分としてはかなり良かったと思っています。
文系・理系の選択は2年生の時に決めればいいんです。大学進学時も、僕は、ぎりぎりまで物理系か、化学系かで迷っていたんですが、高校に早稲田大学応用化学科出身の先生がいて、大学進学後の就職に関することなど、直接話を聞くことができました。それで、応用化学科に決めることができました。
また、附属高校で一緒だった友達数人が同じ応用化学科にいたので、心強かったです。友達を作る苦労はありませんでした。元々の友達に加えいろんなところから来た人たちにも気軽に話しかけることができたので、すぐに仲良くなれました。

 現在も神奈川県横浜市にある実家から通っていて、かなり遠いですが、入学してから副都心線ができたので、乗り換えが楽、通学が楽です。1限目が9時開始なので、8時半くらいには、来るようにしています。
応用化学科の実験科目では、1年生の時は、まず講義を受けてから、実験室に移って実験をするという流れだったんですが、2年生になってからは、各自予習をしてから直接実験室に行くようになりました。実験グループには、ティーチングアシスタントがついて指導してくれますので、わからないことなどがあっても教えてもらえて安心です。
講義でわからないことがあった場合は、授業の後に、教授に個別に質問させてもらってます。
また、レポートを書くときには、学内の図書室を使っています。本がたくさんあって、非常に助かります。僕は、かなり利用している方だと思います。
環境は整っていますから、あとは自分次第ということになりますね。

 まだ今は、目移りしていて、幅広くいろんなことに興味を持って勉強しています。
3年生になったら方向性を絞らないといけないんですが、もうしばらくは、幅を持っていたいです。
将来は、就職すると思いますが、どんな企業に行きたいなどの希望は、まだ絞り込めていません。今は、色々な可能性に目を向けて視野を広げていきたいと思っています。

附属校の皆さんへ
附属校出身の僕たちは、実験が断然得意!早い!です。環境への適応も早いですよ。安心して入学してきてください。
(2013年度インタビュー。学年は当時のものです。)

知識としての化学だけでは終わらない。
使える化学を学んで、鍛え上げられた人材に。