先進理工学部応用化学科2年・柏木由紀

041_thumb

高校の時から有機化学はすごく好きでした。高校の有機化学は反応の機構を覚えるだけでした。もっと詳しく、理論的に学びたいと思い、理系の大学を探そうと思いました。早稲田大学は自分の志望校の中でもレベルが高く、目指していた大学でした。あと、東京に出たいという気持ちがありました。
 理学部の化学と比べて、応用化学科のほうが「社会に役立つ」をより強くコンセプトにしています。私は将来、商品開発に興味があるので、いろいろな範囲が応用化学科には含まれていることから、応用化学科を選びました。一度薬学部も考えたのですが、薬学部は薬剤師になる人が多いです。応用化学科なら薬剤の開発以外にもプラントやエネルギーなど、幅が広がると思いました。

 応用化学科に入ってよかったと思うことは、化学と言っても、物理化学、無機化学、有機化学など様々なので、いろんな分野の化学が勉強できる事と、学科の友達と仲が良いので一緒に勉強できる事です。大学に入ってすぐに学科のオリエンテーションで軽井沢に行ったり、実験が終わったらみんなで遊びに行ったりします。
 私は学生委員なのですが、委員会等で知り合った先輩は意識が高く、出来る人は多くて、勉強はもちろんの事、勉強以外の事、ボランティア活動や課外活動をしたり、学生団体を立ち上げたりしている先輩が多く、刺激になります。

 将来は商品開発に携わりたいですが、分野はまだ決めていません。医薬品、化粧品、食品にも興味がありますが、まだ選べていません。大学進学後は大学院進学を目指しています。
 これからいろんな分野を学んで、自分の将来を考えていこうと思います。
(2012年度インタビュー。学年は当時のものです。)

知識としての化学だけでは終わらない。
使える化学を学んで、鍛え上げられた人材に。